北麓草水

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みんなの習慣

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野口裕也さん

vol.44 野口裕也さん

エターナルバースオフィス代表

日本全国を飛び回り、クンルンネイゴンというチベットの崑崙山脈の麓の寺院に伝わっている一子相伝の秘術の実践方法を伝えていらっしゃる野口さん。温泉好きが高じて、現在は大分県湯布院で暮らしていらっしゃいます。シンプルな体のポーズや動きと呼吸法で誰にでもできる実践と、野口さんの静かでゆったりとした物腰とお話で人気の講座です。そんな野口さんが毎日実践されている習慣についてお話を伺いました。私たちでも生活に取り入れられる運動も教えていただきました。

日々暮らす中で習慣にしていること、大切にしていることはありますか?

野口さん
毎朝重力に抵抗しないですっと立つ、頭の重さを地球の中心にストーンと落とせるように、あるポーズをとって立っています。それを時間の感覚を忘れるくらい行なって、最後に背骨に滝のような水の流れをつくるシンプルな呼吸法を行なっています。そうすることで、全身の細胞のひとつひとつが何とも言えない清々しさと至福のエネルギーで満ち満ちてきます。呼吸はどこまでも深く、くじらになったような気分です。
北麓草水
どのくらいの時間、どこで行なうのですか?
野口さん
時間にすると3時間ほどでしょうか。朝食をとる前にひとりで部屋の中で行ないます。お腹のあたりで安心感が、胸のあたりで至福の気持ちが自然とわき上がってきます。美しい水辺や原生林の中など自然の中で行なう日もあります。
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毎日それだけの時間を瞑想に使っていらっしゃるとは驚きました。野口さんの透明感のある佇まいや、落ち着いた物腰の裏付けを少し聞かせていただいたような気がします。毎日の生活の中で、手軽に取り入れられる実践があれば教えていただけますか。
野口さん
スワイシヨウという少し膝を曲げて立って、でんでん太鼓のように腕を振り回す体操がおすすめです。まるで雑巾をしぼると水がしたたり落ちるように、この体操をすると体内に溜まっている余分な水分が排出されやすくなります。これを15分くらい行なった後に、きれいなお水を飲んでください。
北麓草水
やってみると体がほぐれるような感じがしますね。仕事が一段落した時などにやってみます。
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その他に大切にしていること、習慣にしていることは何かありますか?

野口さん
眠りをとても大切に考えていますので、夜に行なう習慣をお話します。眠る前に半身浴をしています。湯船にブラックソルトを入れて、ゆっくりお湯に浸かります。
北麓草水
何度くらいのお湯にどのくらいの時間入るのですか。
野口さん
温度は40度で30分から1時間入ります。はっきりと決めているわけではなく、その日気持ちよいと感じる温度で入ります。それから快適な眠りの為に寝具にも少しこだわっていて、檜のベッドにウッドスプリングを使い、天然ゴムの樹液を蒸してつくられたマットレスを使っています。ウッドスプリングの下には備長炭を敷いています。眠っている間に体はリセットされますので、良い睡眠をとることはとても大切です。起きて活動している時間を充実させたいのなら、睡眠を充実させるように睡眠環境を変えるといいですよ。女性にとっての美容にも睡眠こそが最も重要ですね。できれば夜の9時頃に寝るのが良いですが、メラトニンの分泌量が増えてくる11時には熟睡できるようにするといいですね。睡眠は休息だけでなく、体と意識をアップデートする大切な時間です。日々深い安らぎの中で眠れるといいですね。

毎日ご自身の体や意識と向き合い続けている野口さんのお話は、自分の体に秘められた力や可能性がまだまだあるのではないかという気持ちになりました。なによりも一番に大切なことは自分を愛すること、自分を喜ばせることと教えてくださいました。野口さんのように、細胞のひとつひとつが喜ぶ感覚を体験してみたいと思いました。教えていただいた体操や睡眠環境を見直して、改めて自分を大切にしようと思います。ありがとうございました。

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