北麓草水

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みんなの習慣

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小磯ふきこさん

vol.40 小磯ふきこさん

フードコーディネーター

絵本作家になる夢をいだきながら、天然酵母のパン屋さんで働き、フレンチレストランやイタリア料理店でデザート作りを経験、その後は新規事業の立ち上げやメニュー開発をするなど、ずっと食に関するお仕事に携わってきた小磯さんです。現在はデザイナーの妹さんと共に「kosococo」を立ち上げ、毎日がほっこりと笑顔になる温かみのある雑貨と、「食べたものは、私自身をつくる!だから大切にしたいこと。」を伝えるための企画、提案をしていらっしゃいます。いつも元気な笑顔の小磯さんに、毎日の習慣についてお話を伺いました。

日々暮らす中で習慣にしていること、大切にしていることはありますか?

小磯さん
毎朝コールドプレスジュースを作って飲むようにしています。睡眠から目覚めてはじめに体に取り入れるのは、栄養と生きた酵素がたっぷりのコールドプレスジュースにしています。その日にある果物と野菜で作るのですが、とってもおいしいですよ。
北麓草水
コールドプレスジュースとは、どんなものか教えていただけますか?
小磯さん
一般的なジューサーは、高速回転で素材を粉砕するので熱が発生し、素材が持つ酵素や栄養素を損なう恐れがあります。またカッターが回転する際に空気と触れるため、出来たてはおいしいのですが、酸化や風味の劣化が早いのです。その点コールドプレスジュースは、低速回転の石臼ですりつぶすように、野菜や果物の旨みをギュッと絞り出すので、熱や空気による酸化が少なく、酵素や栄養素を損なうことがありません。またサラサラのジュースになるため飲みやすく、消化吸収がとても早いので体に負担が少ないのです。そして何よりおいしいのです。
北麓草水
ご家族の皆様もいっしょに、コールドプレスジュースを召し上がるのですか?
小磯さん
はい。子どもたちは、生野菜を食べるのが苦手なのですが、オレンジやリンゴと一緒にジュースにすると、人参たっぷりのジュースでも美味しい!と飲んでくれるのですよ。主人も仕事で生活が不規則になりがちなので、朝は必ずコップ一杯のジュースを飲んでいます。とてもおいしいので、家族みんなで続けています。作ってからしばらく冷蔵庫で冷やしたジュースは、作り立てのおいしさとはまた違い、素材同士の味がまろやかになり、やさしい味わいになります。
北麓草水
コールドプレスジュースを毎日飲むようになって、変化はありましたか?
小磯さん
まず体がジュースを欲するようになりましたね。果物だけでなく野菜の旬や甘さ、香りを楽しめるようになり、味、特に塩気を強く感じるようになりました。疲れがたまったときに出ていた吹き出物が出なくなったことや、毎日のお通じも嬉しい限りです。「飲む美容液」と私は皆さんにお話しています。
北麓草水
おすすめのレシピがあれば教えていただけますか?
小磯さん
リンゴをベースに、人参と赤パプリカとセロリのジュースが気に入っています。セロリの白い本体は、サラダやスープなどのお料理に使い、ジュースには葉や茎の部分を使用します。セロリやパプリカの香りは、私にとってアロマ的な癒しにもなっています。飲みにくい野菜の香り消しにもなると思います。
北麓草水
小磯さんは、野菜ソムリエや食育指導士の資格をお持ちになっていて、食の大切さや旬の食材を活かして、おいしく楽しく、安心なものを体に取り入れることを伝える活動もされています。そのように食の大切さを考えるようになったきっかけは、30代の頃に毎日忙しく仕事を夢中でされていた時に、体調を崩されたことだったそうです。毎日の食事で、外食や出来合いのお弁当が中心の生活が続いたことも原因のひとつであったと気づき、今日食べたものが未来の自分を作るのだと食を根本から捉え直し、勉強をされたそうです。
コールドプレスジュース以外にもご著書などで、さまざまなジュースや手もみレシピ(ビニール袋に食材を入れて、手でもむことで調理する方法)などご提案をされていますね。
http://kosococo.ocnk.net/product/63
小磯さん
手もみレシピは洗いものが少なく時短になると、マスコミに多く取り上げていただきましたが、赤ちゃんのちょっとした離乳食や、熟れているバナナって柔らかいけど熟れていないと固いなど、素材にも興味を持っていただけるので、子どもたちの初めてのお料理や、遊びの延長でできる調理方法として、食育にも取り入れています。ビニール袋(ポリ袋)1枚でこんなにいろいろなお料理ができるのです。なんでも簡単に買えてしまう今日だからこそ、手作りの大切さ、楽しさ、おいしさを知っていただくきっかけになればと思います。
  • 小磯さん イメージ
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その他に大切にしていること、習慣としていることはありますか?

小磯さん
笑うことです。自分も、まわりのみんなも笑顔でいられるように心がけています。子育てをしているとつい「片付けなさい」「食べなさい」と叱ったり、命令したりすることも多くなってしまうのですが、そんな中でも笑顔、笑いを忘れないようにしています。
北麓草水
小磯さんはいつも明るい笑顔が素敵ですね。どうすればいつも笑顔を忘れずにいられるのか、教えていただけますか?
小磯さん
自分が明るくいれば、まわりもハッピーになって、それがまた自分を幸せにすると思っています。たとえ上手く行かないことがあって、気持ちが落ち込むような時でも、今までの経験から「つらい時、苦しい時こそ笑え!」ということを思うようになりました。そうすることで、いろいろなことが好転して乗り越えていけると思います。仕事でも生活でも、何事も一人で成り立っていることはなくて、さまざまな人に支えられて成り立っているのですよね。人の出会いも仕事も全てご縁だと思って、大切にしたいと思っています。今までの自分を振り返ると、人との出会いとチャンスにとても恵まれていたと思います。やりたいと思ったことが出来るように、いつも素敵な出会いがありました。今までのすべてに感謝をしています。そう思うと自然に笑顔になりますね。

取材をさせていただいたこの日は、さまざまなタイプのジュースを作って試してみる、小磯さん主催のジュース教室でした。栄養や消化吸収のお話の合間に入る小磯さんの冗談で、会場は終始温かな雰囲気と笑顔にあふれていました。笑うことで、食べたものがより良く身となり、心身ともに元気になることを実感しました。ありがとうございました。

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