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  • アマチャヅル

    学名
    Gynostemma pentaphyllum
    科名
    ウリ科
    生産地
    山梨県富士河口湖町など
    抽出部位
    葉・茎

    葉の間からのぞく、まるで巻き毛のような細い蔓が特徴的な甘茶蔓(アマチャヅル)。日本各地に自生し、日陰で湿気のある場所を好んで生育します。噛むとほんのり甘いことが「アマチャヅル」という名前の由来です。漢方に用いられる朝鮮人参と同様のサポニン類を80種類以上含み、胃痛や胃潰瘍・神経痛などによいとして、古くからお茶などにして利用されてきました。小さな星型の花をつける秋に地上部を刈り取って乾燥し、浸草水・浸草油の原料にしています。

    植物と生産地の紹介

    甘茶蔓の肌への有用性

    水の通り道をつくる(アクアポリン産生促進作用)

    甘茶蔓には、潤いのある肌に導くために必要なアクアポリンを増やす力があります。アクアポリンとは、表皮の細胞を取り囲んでいる細胞膜に存在しているタンパク質。水の通り道とも呼ばれるアクアポリンの働きは、水の分子を細胞に透過させて表皮に水分を行き渡らせることです。加齢やストレス、紫外線などの外的刺激によってアクアポリンが減少すると、水分量が低下して肌の弾力が失われてしまいます。アクアポリンが角質層に水分を巡らせて潤すことで、肌が本来持っているバリア機能などの働きを整え、みずみずしさを保ちます。

    肌の弾力を生み出す(Ⅰ型コラーゲン産生作用)

    Ⅰ型コラーゲンの産生を促進し、弾力のある肌に導く作用がある甘茶蔓。コラーゲンは、真皮の70%以上を占めているタンパク質のひとつです。肌の構造を支えているため「肌の土台」と言われ、肌の弾力を保持したり、外部からの刺激を緩和するなど大きな役割を担っています。コラーゲンの中でも真皮に最も多く存在しているのがⅠ型コラーゲン。真皮内で網目状に存在し、ヒアルロン酸やエラスチンとともに潤いや弾力・ハリを保っています。

    ターンオーバーを整える(ATP産生促進作用)

    細胞が持つ新陳代謝を促すためのエネルギーであるATP(アデノシン三リン酸)。甘茶蔓は、ATPの産生を促進することで、ターンオーバーのリズムを整える働きを助けます。肌を含む体内のすべての器官でATPはつくられていますが、紫外線や生活習慣、加齢などの影響で減少してしまいます。ATPが不足すると、ターンオーバーの速度が遅くなり、NMF(天然保湿因子)が減少し、肌は潤いが保てなくなることも。ATPは、ターンオーバーのリズムが整ったすこやかな肌を保つためには欠かせないエネルギー源です。