• 2025.08.26 ゲンノショウコ

    飲んだそばから薬効が現れる。この「現の証拠」(ゲンノショウコ)という草花の名の由来です。「タチマチグサ」という別名もあるほどで、茎や葉が胃腸薬として用いられてきました。日本各地、原っぱや道ばたに自生していて、特段珍しいものではありません。夏から秋へと季節が移ろうときに花を咲かせます。富士北麓でも暑い日が続いていますが、それでもゲンノショウコの花が開いたということは、日々は着々と、秋へと向かっているようです。