2025.09.24
秋の始まりに土を耕す
10月に熟すアオハダの実が、富士北麓ではもう真っ赤に色づいています。本格的な秋が、すぐそこまでやってきているようです。
鳴沢村にある農園では、土壌の改良を始めました。土の中にいる線虫やカビを死滅させたり、害虫を排除したりするために、太陽熱で消毒するのです。天気予報を見ながら、雨が降る日の前日に土をしっかり耕しました。翌日は期待通りの雨。十分に湿った土を農業用の透明フィルムで覆いました。日中の残暑のおかげで、この時期でも土中の温度は30℃以上になり、十分消毒ができます。朝夕は秋の涼しさが感じられ、作業も進めやすくなりました。