
いつもおだやかで笑顔が素敵な奈都美さん。
まわりにいる人たちも、なごやかな気持ちにしてしまう自然体な彼女の日々大切にしていること。
ヨガとの出会いなどについてお話を伺いました。
- 宮川さん
- できるだけ体を動かすようにしています。たとえばジムに通うにも1時間くらい歩きます。歩くと代謝があがりますし、達成感もあります。歩くことはもともと大好き。それからその道の途中に用事を作って寄り道をしながら歩きます。今日はコーヒー豆を買って、今日は八百屋さんに寄ってとか、目先をかえて楽しく歩けるようにしています。
- 北麓草水
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- それはよいアイディアですね。同じ場所へ行くにしてもその時で通る道が変わったりすると新しい発見もありそうで、いつもの道が小さな旅になりますね。
旅も好きでよく行きます。以前は海に入るのが好きでしたが最近は日焼けが気になるので海は控えて、インド、ネパールなどアジアの国へ行くようになりました。これはティンシャと言って、チベット仏教の仏具で音が場を清めるとされています。
- 宮川さん
- だいぶ前のことになりますが、通っているジムのヨガクラスに出てみたのがきっかけです。ゆっくりとした動きに合わせる呼吸が気持ち良く感じられ、少しずつ体の変化を感じてすっかりはまってしまいました。年をとっても続けられますし、のんびりした自分のペースに合っていたのだと思います。
- 北麓草水
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- その後ヨガブームになったこともあり、ご自身で様々なスタイルのヨガを体験し、自分に合う師を見つけられたそうです。
ヨガを続けることで、心の平穏を取り戻す。呼吸が整うと体が整う。体が整うと心が整う。と言われています。深い呼吸は心と体の調和をもたらしてくれます。
- 以前は肩こりがひどくマッサージに通っていましたが、ヨガをはじめてからは肩こりは全く無くなったそうです。また精神面、心にも変化があったそうです。
以前はつまらないことで怒ったりすることもありました。最近は感情や気持ちを自分でコントロールできるようになりました。イヤなことはすぐに忘れる! イヤなことに捕らわれている間は辛い時間なので、そのことは考えないで次のことに意識を向けるようにしています。
- それは素晴らしいですね。つい気がかりなことがあるとそのことに意識を向けてしまいますが、捕らわれないで次に行くようにすれば良いのですね。
自分も無理をしない。自分にストレスを与えないように生活をしています。でも頑張りたいときは頑張ればよいのです。そうすれば楽しく長生きできそうでしょ。
- そのように話す奈都美さんの笑顔は自然体そのものです。奈都美さんのヨガのクラスでは「休みたくなったり、疲れたなと感じたらいつでもチャイルドポーズになってお休みしてくださいね。」などの声かけがあって、それぞれの人に合わせてヨガを楽しめる雰囲気があるのも、彼女の「無理をしない、ストレスを与えない。」という生活スタイルの考えが現れているのだなと思いました。
- 宮川さん
- 朝起きて白湯をいただくことから一日がはじまります。
- 北麓草水
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- 白湯をゆっくり飲むことで、胃腸をきれいにしお通じが良くなるそうです。
食事は朝、昼、夜、必ずいただきます。どこかで食べ過ぎてしまったら、次の食事を軽くしたりしますが、食事を抜くことはありません。玄米食、野菜中心でお魚を少し。体が疲れたら時々お肉をいただきます。
- 食事も何かを制限するなど決まりを作りすぎないで、基本をしっかりしながら自分の体の状態を感じ調節されているのですね。
それからお風呂に入った後は体が温まり柔らかくなっているので、髪を乾かしたりクリームをつけたりしながらストレッチをしています。
インタビューを受けてくださっている間もスッカアサナ(座禅のようなポーズ)で座っていて、常に背筋をのばしていた奈都美さん。椅子に座るときも骨盤を立てるようにし、足首や足の指をもむなど常に自分の体に意識を向けられています。
お話の中で何度か口にされた「楽しく!」という言葉。自分の心と体の声に耳をすまし、楽しいと思える自分でいることが何より大切なのだな。と気付かせていただきました。
ありがとうございました。ナマステ!