みんなの習慣

大切な人に愛を伝えることです。また、大切な人のひとりとして、自分を大事にしています。自分が食べたいものを食べさせてあげて、たっぷり休ませます。そして、自分の大切な人には、自分と同じように愛を注いでいます。

言葉では「大好きです」とか「いつも応援しています」と直接伝えます。またおいしいものが手に入って、あの方に食べていただきたいなと思ったら、送ったりしています。突然送られて迷惑と思われるかとか、どう思われるかを考えると行動できなくなるので、考えすぎないようにしています。

相手に気持ちを伝えるようにしてから、自分が居心地よくなりました。それまでは、もっと気持ちを素直に伝えたらよかったと、後悔することを度々繰り返していたのです。そして、自分が周りから愛されていることをより強く感じるようになりました。

仕事の休憩時間や移動の間に、公園に行くようにしています。東京のような都会でも公園には大きな木があるので、木に会いに行きます。大きな木の下で、木と呼吸を合わせるようにします。

木が吐き出した空気を自分が吸って、自分が吐く空気を木が吸い込んでというイメージで、木の下で深い呼吸をします。そうすることで木と繋がる、自然と一体になる感覚があります。木に会いたいなと思ったら公園に行きます。よく行く公園には、好きな木や相談できる木があるのです。

その時のインスピレーションですが、どっしりしていて包容力のある木が好きです。針葉樹は夜中に、広葉樹は昼間にフィトンチッドを最大に放出するので、早朝は針葉樹、お昼休みの時間は広葉樹の近くに行くと良いかもしれませんね。でも知識で考えるよりもその時のインスピレーションを生かすのが大切ですね。

山に登るのは小さい頃から好きで、社会人になってからは、仕事で疲れがたまったら体と心をメンテナンスするために定期的に行くようになりました。今の仕事をはじめる以前に客室乗務員として働いていた時には、仕事先でホテル住まいの日々が続き、心身ともに疲れていました。そんな時に狭いホテルの浴室でも、精油をお湯に１滴入れて目を閉じると自然に囲まれていると感じることができました。その後アロマオイルを使ったトリートメントを受けてみて、心身への効果がとても深く感じられました。自分が元気になると仕事でお客様に心からやさしくできて、お客様も気持ちよくなっていただけます。そんなことをきっかけにアロマセラピーを学び始めました。アメリカ映画の「ペイフォワード」のように、自分の受けた親切や愛をその人に返すのではなく次の人へ渡す。自然の力やアロマの循環で世界が幸せになると思っています。